2014年8月18日月曜日

SLトーマスに乗って大井川を走る



8月9日、お盆休みの初日、11号台風が九州から北上してきている最中、
4ケ月前に購入した「トーマス号」に乗るため
孫達と大井川鉄道の「新金谷」迄東名ー第二東名と走り静岡へ。

私は「晴女」きっと台風もそれるだろうと何の根拠もない事を信じて出発しました(爆笑

静岡県島田市の金谷駅を起点に、大井川をさか登る10時30分の
「新金谷ー千頭」までのトーマスSLC11 227に乗り出発!

行きも帰りも雨に遇わず、トーマスの窓も全開で
大井川を走り抜けました。




SLの汽笛一声秋の空 のんのん


新金谷駅ホーム この蒸気機関車トーマスにに乗りました。7両編成の2号車です。
大井川鐡道では7月からC11227を機関車、トーマスに模した姿へ改装して、
SLトーマス号としての運転が始まりました。1日1往復、9月迄。


トーマスの顔は見えないけど坂道を力強く登っていきます。
蒸気機関車の醍醐味発揮中!^^


児と乗りしSLトーマス風さやか のんのん


沿道にはたくさんの方たちがトーマスに手を振ったり
写真を撮ったりしていました。




 有難うバイバ~イ!




カメラを構え・・橋ゆれてますよ~
11号も迫って来てま~す
お気をつけてね~




お子さんもカメラ片手に^^人気者トーマスです。





こんな高いつり橋から手を振っている人も・・
お父さんいい写真撮れましたか~!^^


SLに振りかへす手や鰯雲 のんのん




大井川です。広いです。
水の流れはすごく細くほとんど砂の大地って感じです。




川遊びをしているようですが・・・
すぐそばまで11号台風は来ていますが・・・
水の無い河は暑さもひとしお・・

SLの走る大井川秋暑し のんのん

(千頭駅から復路は機会がありましたらお届けいたします^^)
                                                

2014年7月12日土曜日

月下美人と夏満月

台風8号には随分緊張しながらその時を待っていました。

処々方々に大変な被害を出しながら北上してきた夏台風!
被害に遭われた皆様 お見舞い申し上げます。


我町は幸いなことに雨も梅雨並で風も少し吹き出したな~ってところで終わり、
被害は全くありませんでした。

外に置いている月下美人も一花づつ咲いてきています。

昨夜の満月にも前日の小望月十四夜月)にも見事にきれいな今生の一夜花を咲かせました。



女王花の奢ることなき香りかな のんのん





開きたる月下美人に月映ゆる のんのん



紫陽花を植えました。いつも見学に行き、うっとりと見て帰ってくるばかりでしたが、
今年は思い切って紅山紫陽花と下の写真の「藍姫」という山紫陽花を我が家に
連れて帰りました。
梅雨のこの時期、うまく根付いてくれればと思います。


紅山紫陽花





藍姫

山紫陽花です。どちらも普通の紫陽花の半分ほどの小花です。


紅紫陽花植ゑし夜の雨静かなり のんのん


2014年6月17日火曜日

花菜ガーデン②

平塚の県立花菜ガーデンの薔薇見物の続きです。
薔薇もクレマチスも満開の6月4日、友達と出かけました・・・が、
小田原ー厚木道路を平塚出口で降り、
5~6分走れば目的地です。
カーナビなど使わずに行ける所をナビに従い行って間違い、
大磯まで行き引き返してきました><;

何か一つ「忘れられない思い出」を残してくる私です。。。。




去りがたくをれば風吹く薔薇の園 





荒城の月てふ良き名薔薇真黄





バーグマンその名の深紅大薔薇





少女期はお転婆でした花うばら




オマケの1枚
我が家の初生り胡瓜です


若々し胡瓜は蔓に力溜め


茄子もトマトも豊作です。西瓜もカボチャの蔓に覆いかぶさるように
大きく、たくましく成長しつつありますが、花はたくさん咲いていますが
皆雄花のように見えます・・・実が付くか心配中です。

2014年6月8日日曜日

花菜ガーデン

平塚の県立花菜ガーデンに行ってきました。(6月4日・・因みに私の誕生日です!^^)

翌日から梅雨に入り雨模様が続くと天気予報
思い立ったが吉日とばかりにカメラ片手に友達と
意気揚々と出かけてきました。

案の定翌日から梅雨入りし、しとしと雨が6日には圏央道、厚木バイパスも通行止の
大雨になりました。


1年ぶりに行った花菜ガーデンは一段と花も増えた感じ。
「ローズフェスティバル~春~2014年」開催中で
野生種から近年の薔薇まで約1,600種、1,820本の花がお出迎えしてくれました^^

野生種とその交配、ミニ薔薇、蔓バラ、

オールドローズ、モダンローズ(花色が多く、花の中央が高くなる高芯咲きなど、整形的で洗練された印象を受ける)

クライミングシュラブローズ(長く伸びた枝を構造物に誘引して楽しむ)

イングリッシュローズ(オールド・ローズが持つ優雅さと香りの良さ、モダン・ローズの花色の多さと四季咲き性を併せ持つバラ)

素晴らしい1日になりました。
又、行きと帰りにハプニングがあり、おっちょこちょいの私らしい誕生日になりました。


今日はその一部をUPしました。


碧き空薔薇は真紅を深めけり のんのん

誕生日二千の薔薇に憩ひをり のんのん

二千種の薔薇それぞれの矜持かな のんのん


薔薇の香のをりをり強し風の中  のんのん




膝痛を忘れ向き合ふ虞美人草  のんのん

未だポピーが少し残っていました。



可愛い可憐な今生まれたばかりの皺くちゃな花びらが印象的


風いつぱい幸せ運ぶポピーかな  のんのん






淡き黄の薔薇に密かな甘さあり のんのん




      オマケの一句


黒百合や恋文と言ふ焔あり  のんのん






2014年5月29日木曜日

北富士演習場(梨が原草原)②


先日に続き富士山麓の春の植物観察の様子です。
その日(5/25)は天気予報では真夏の28~9度と盛んに報じられておりました。
富士山では下界より気温は2~3度低いし、湿度も低くさわやかであろうと思っていました。
でも、思っていたより涼しく、薄物の上着を着用するくらいの気温で
反って調子よく行動できました^^
時鳥、郭公、鶯、雲雀…その他沢山の鳥たちの声もBGMとして最高^^


郭公のしあへり富士樹林

嶺々けぶり谺を誘ふ時鳥

老鶯のまろやかに鳴けり山の昼


鳥の写真を撮れなかったことは少し残念でした・・・





梨が原草原に入ってすぐにこの「ズミ 桷」に圧倒
空を押し上げるような大木に小さな真っ白い花がみつみつと咲いていました。
蕾は淡黄色、花は白、実は黄から赤。林檎属です。
酸っぱいが食べられるそうな~^^
リキュールに漬けたり、ジャムがおすすめ~^^

桷咲くや日の当たりたる富士裾野




シロバナヘビイチゴ(白花蛇苺)
オランダ苺と近縁種、酸味が強いが野趣豊かでおいしいとか
次回の探索時には赤い実をごちそうになれるかな?^^

蛇苺柔らかき日の降つてをり




エゾタチツボスミレ(蝦夷立壺菫)
北海道(蝦夷)に生育するタチツボスミレの意
本州以北からシベリア東部に分布する北方系の菫です。
菫と言っても種類が多く地方変異があり分類が難しいです。


薫風や薄き菫の影揺らす





アマドコロ(甘野老)
甘みがあり地下茎は海老の姿に似て「野の海老」として
「野老」と書いたそうです。
根茎は滋養強壮剤となるそうです。
野老は苦いがこちらは甘い故「甘野老
若芽は茹でて食べられます。


葉の影に沿うて正しき甘野老

老いの身を可愛く生きたし甘野老









ヒメイズイ(姫萎蕤)

萎蕤はアマドコロの漢名で小型のアマドコロ
茎が直立しているのが特徴で、数は少ないです。





カザグルマ(風車草)富士山からの帰り道で見かけた花。
小高い土手いっぱいに咲いた自生のカザグルマです。
鉄線花の六弁より二弁多い八弁ですがよく鉄線花と間違われます。
蔦の葉にも負けず、すごい勢いで花を咲かせていました。
一同感激しました!有難う^-^;
どうかこのカザグルマの土手が咲き続いてくれますように・・・


風車草眼持ちて咲きゐたり



2014年5月27日火曜日

北富士演習場(梨が原草原)



今年も富士山に行くチャンスに恵まれました。
昨年9月23日を最後に8か月ぶりの富士山野草観察です。

体調がすぐれなく鬱々としておりましたが、
あの偉大な山を目の当たりにできることの悦びをひそかに期待していました。
第1回目はあいにく体調不良でみおくりましたが
今回の2回目「ドン。ピシャッ」
若い学生に混じり楽しく富士山に行くことが出来ました。

雪をかぶった高くてきれいな富士山を見上ると
世の中の嫌な事や、きな臭い紛争なんて消えてしまい
平和な国に住んでいることに感謝しました

野焼き後の草原は色々な山菜の宝庫
沢山の男女がわき目も振らず蕨、ぜんまい、山ウド、野蒜 等々~^^
沢山採っていました。

帰りに立ち寄った「道の駅」に山菜が沢山売られていました。
??もしかして富士山のかな?って思って見ていました。^-^;




  薫風や富士草原を泳ぎけり 呑々

富士山を見捨て山菜採る輩 呑々

ふくらはぎ張るほど若葉楽しめり 呑々 

郭公や己を放つ大草原  呑々

老鶯の鳴いて富士山瑞々し  呑々




 ヤマシャクヤク(山芍薬)
               環境省絶滅危惧種に指定されている花ですが
              運よくたくさんの白ヤマシャクに会うことが出来ました 
白色のみで紅山シャクヤクは1月後です。また是非連れてきていただきたいです^^






ヒメハギ(姫萩)です。
紫色の花が小さな萩を想させるからです。
裸地に地面を這うように咲いているのでうっかりしているとみ落して
踏み付けてしまいそうです。





れんげつつじ「蓮華躑躅」蓮華の花に似た躑躅という意味です
緑の中にとても映える朱色で、
躑躅が咲いているところはあたりがぱっと明るく輝きます


まだいろいろと観察してきました。
次回も富士山の植物の続きを乗せたいと思います。  のんのん

2014年5月21日水曜日

五月闇

『五月闇』・・五月雨(さみだれ)が降るころの夜の暗さ。

・・でも、単なる「季語」という記号ではなく
その言葉を使う人間の内にある「闇」と繋がっていて
人間の心の幽かな翳を反映しているのである。

一方、草木鳥獣の生命力が溢れ出し弾ける「五月」という明るさのなかに、
「小宇宙」の拡がりがある。

人間の心と自然との双方向の通路としての言葉なのである。『さつきやみ』
(小坂顕太郎の第一詩集『五月闇』)

訳の解るようなわからないような難しい意味を抜粋しました。/(*-_-*)\





なかなかに言霊憑かず西瓜植う  のんのん

俳句の詠めない日、西瓜の苗を買ってきて隣の狭畑に植えました~生るかな?




余生とてなすこと多し著莪の花  のんのん


人生じっとしてても忙しく動いても後わずか…私の事((;´Д`)ハァ…)

もっと周りにすがって生きたいと思うこともしばしば・・・

でも今は俳句は小休止状態、カメラも小休止・・・
忙しく動くのは、今日まで長~い事働いている仕事と医者通い・・
つまらない人生で終わりたくは無いけどね~


我俳句休むに似たり五月闇    ><;

2014年5月18日日曜日

大分豊後道のけしき

大分空港から豊後道を実家まで45分。
ドライブ途中の山の景色です。
四季折々に色を変えて、故郷に帰ってきた実感を感じる瞬間かな~
県道32号線は山の中を走っている道路、
途中行き交う車も多く無く、みなさん40キロ走行を厳守しています・・・^^



素晴らしい藤の花が咲いています。
時折吹き抜ける風に綺麗に揺れ、
心を和ませてくれます。


>垂藤の夕漣を泳ぎをり  のんのん









豊後道の山々はいつもハッとするような景色を見せてくれます。
この山藤も山々のいたるところに咲いて疲れた体を癒してくれます。


天網をねぎらつている藤の花  のんのん


山桐の花も時折見かけられます。薄紫の綺麗な花です


毎月母のお見舞いをかねて帰る故郷「おんせん県」です。
何よりも母に変わりがない事と、故郷の自然の移り変わりはいいものです。

2014年5月16日金曜日

鯉のぼり

5月5日端午の節句
毎年相模川を跨ぎ泳ぐ雄大な2000匹の鯉のぼりを
今年も孫と一緒に見物に出かけました。
薫風の中雄大に泳ぐ鯉のぼりの風を切る大きな音が
広い相模河原に響き渡って
 周りの立木に1年ぶりの挨拶交わしているようでした。


鯉のぼり樹に亭々の褒め言葉  のんのん

2014年5月15日木曜日

大分へお見舞いの帰省・・・

超久しぶりの投稿です。
又よろしくお願いいたします。

先日5月8日~4日間母の見舞いに故郷「おんせん県、大分」に戻ってきました~


機窓から見た5月の富士です。まだ沢山の雪が5合目付近まで残っています。




  同じく機窓から遠くを飛行機雲を残し飛ぶ
  JAL機…たぶん(汗 )


実家の花々
入院中の母の好きな花々があたりかまわず
咲きっぱなし・・・帰りを待っているようですが・・・
















  



トンボもお出まし・・
庭の咲き終わった枯れ花に止った夏蜻蛉
なんていう名前か?勉強不足で・・・  


いつまでもポーズ取ってくれました^-^;






短い滞在時間でした。有難う我実家・・・


・麦秋の大分県に入りにけり  のんのん

麦秋や刻かけて梳く母の髪  のんのん